NEWS

2026年度国際共同研究所研究報告・検討会(第一回)を行いました

2026年7月6日

 6月17日、2026年度第1回国際共同研究所研究報告・検討会を、島根大学・寧夏大学国際共同研究所分室において開催しました。客員研究員である大津裕貴氏と面代真樹氏が研究報告を行い、それぞれの研究の進捗状況を共有しました。
 大津氏は「島根県におけるマツ材造林目的の頓挫と資源循環への影響」と題して報告を行いました。島根県ではマツ材の供給を目的とした造林が1970年代頃まで積極的に進められていましたが、1990年代以降は伐採や契約更新などの課題に直面しました。本研究では、マツ資源造成の目的とその後の資源利用の実態に着目し、造林事業が頓挫した要因や地域の資源循環に与えた影響の解明を目指しています。
 また、面代氏は「『紙漉重宝記』における仕事の表象―『石見日原村聞書』との比較から」と題して研究報告を行いました。江戸時代に刊行された『紙漉重宝記』に描かれる紙漉きという仕事の表象について、近代に記録された『石見日原村聞書』との比較を通じて検討し、時代や資料の違いによる紙漉きの仕事観や労働表象の特徴を明らかにしようとするものです。
 報告後には意見交換が行われ、今後の資料精査や研究の深化、さらには学術論文の投稿に向けた内容のブラッシュアップについて検討がなされました。


研究会の様子

<記事の一覧>

ページのトップへ戻る