2026年4月24日
3月19日、今年度第三回目の客員研究員研究報告・検討会を、島根大学・寧夏大学国際共同研究所分室にて実施しました。
今回は、2名の客員研究員より報告があり、大津裕貴氏からは「『山上村村是調査資料』について」、面代真樹氏からは「『紙漉重宝記』の受容のされかた」について、研究進捗の共有がなされました。
大津氏の報告にある山上村は現在の鳥取県日南町の一部にあたり、この度「村是」を作成した際の記録が発見されました。村是作成の記録が残されているのは貴重だということで、この記録を用いてどのような研究が可能か議論されました。
また、面代氏は、1798年に石見国(島根県益田市)の紙問屋 国東治兵衛によって編纂された『紙漉重宝記』という書物について、出版当時および再発見された昭和期にどのように読まれたのかを明らかにしようとしています。今回の検討会では、そのために必要な資料分析の視点について検討するとともに、国東治兵衛と石見国の繋がりについても紹介されました。
今後、論文投稿等にむけて内容のブラッシュアップが行われる予定です。

報告会の様子