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寧夏大学でJSPS北京研究連絡センター主催の留学説明会を行いました

2019年4月1日

 2019年3月20日,本研究所4階報告庁にて,日本学術振興会(JSPS)北京研究連絡センターの主催,寧夏大学,島根大学,在中国日本国大使館の共催により,日本の大学による合同留学説明会が実施されました。この留学説明会は,中国西北地域の学生に対し日本留学の概要を紹介するために企画されたもので,8大学(うち5大学は資料参加)と4機関が参加しました。寧夏でこのような規模の留学説明会が行われるのは,2017年3月以来,2回目となります。寧夏大学のみならず,寧夏医科大学及び北方民族大学からも学生が訪れ,約90名が紹介に耳を傾けました。
 説明会では,JSPS北京研究連絡センターの廣田薫所長と寧夏大学対外合作交流処の馬小玲副処長のあいさつの後,大使館の李賛東留学アドバイザーから,日本の留学生受入の状況や日本政府が行う留学支援制度についての説明が行われ,続いて3大学・3機関による個別紹介が行われました。その後,各大学・機関のブースに場を移し,個別相談の時間が設けられました。本学に対しては,留学時期や手続きの方法,自分の研究分野に合った教員がいるかどうか等について多くの質問があり,田中研究員が一つ一つ対応しました。また,大学の個別紹介では,学生研修で寧夏を訪れていた法文学部3年生奈良嘉晃さんが島根大学での学生生活について中国語で紹介し,参加学生の興味を引き出していました。
 説明会に参加した3機関(JSPS,JST,RIKEN)は,3月19日午後に寧夏医科大学,20日午前に寧夏大学,21日午前に北方民族大学をそれぞれ表敬訪問し,各機関の事業概要について紹介しました。これらの訪問に関するコーディネイトについても,本研究所が担当しました。
 本研究所は,今後も各機関と協力し,寧夏地域の学生を対象とした日本留学の促進に努めていく所存です。


JSPS北京廣田所長によるあいさつ

集まった学生たち

奈良さんによる島大紹介

ブースの様子

 

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