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第15回中国サロンを開催しました

2023年12月28日

 12月26日(火)、第15回中国サロンを行いました。このサロンは、島根大学・寧夏大学国際共同研究所と島根大学国際センターの共催により、中国や国際交流に興味を持つ学生や教職員の交流の場として企画しているもので、今年度も昨年度と同様、島根大学中国留学生学友会の協力を得て、毎回1つの地域を選び、中国人留学生に紹介してもらっています。今回は教育学部交換留学生の常競月さんに、ふるさとである吉林省を紹介してもらいました。学生11名と教職員3名が参加しました。
 吉林省は、中国東北地域の中央に位置し、東側はロシアと北朝鮮に接する地域です。長白山山脈を中心とする地域は中国有数の森林地帯で、林業の他、草原資源を利用した草業が盛んです。また、平地が多いことから食糧生産にも適した地域で、トウモロコシや大豆の生産により、一人当たりの食糧保有率は中国トップとなっています。
 常さんは同省の梅河口市出身で、現在は省都である長春市の東北師範大学の修士課程に在籍しているそうです。紹介では、吉林省を中心とする東北地域の特徴(人が外向的であることや、肥沃な平野を利用した現代農業の様子、冬の過ごし方など。大学生による雪合戦の様子は圧巻でした)や、吉林省の名所・食べ物の紹介の他、母校である東北師範大学での生活について詳しく教えてくれました。特に大学の紹介では、豊富な写真や動画とともに、キャンパスや食堂、寮の様子を紹介してくれ、生活の様子がよく分かる内容でした。
 本研究所では、今後も様々な中国の情報を発信していきます。



今回の発表者 常競月さん


サロンの様子。皆さんとても興味深く聞いています。

  

 

 

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