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第14回中国サロンを開催しました

2023年12月11日

 11月28日(火)、第14回中国サロンを行いました。このサロンは、島根大学・寧夏大学国際共同研究所と島根大学国際センターの共催により、中国や国際交流に興味を持つ学生や教職員の交流の場として企画しているもので、今年度も昨年度と同様、島根大学中国留学生学友会の協力を得て、毎回1つの地域を選び、中国人留学生に紹介してもらっています。今回は教育学部交換留学生の陳茗佳さんに、ふるさとの湖北省を紹介してもらいました。学生21名と教職員3名が参加しました。
 湖北省は、中国の中央部にある省で、洞庭湖の北に位置することから、湖北省という名前がつきました。省内を長江が流れており、そのため、古くから交通の要所として栄えた地域です。現在でも、河・空・陸の交通拠点として知られています。
 陳さんは武漢市出身で、現在は島根大学の協定校である三峡大学に在籍中とのことで、武漢市に関する内容を中心に、湖北省の地理的情報や、黄鶴楼等の観光名所、「熱乾麺」・「豆皮」等の名物料理等について紹介してくれました。おもしろかったのは、武漢の人々は朝ごはんを歩きながら食べる、という内容で、麺とパンを両手に持ちながら器用に食べる様子を紹介してもらいました。上級者になると、両手の指にいくつものビニール袋をひっかけながら、複数のものを同時に食べることが可能だということで、自転車に乗りながら食べるつわものもいるそうです。参加者によると、中国の他の地域ではあまり見ない現象だということで、交通の要所として栄えてきた武漢市で、運輸業に携わる人が時間を惜しんで働いていた名残では、ということでした。地域の特徴がよく現れたエピソードでした。
 本研究所では、今後も様々な中国の情報を発信していきます。



今回の発表者 陳茗佳さん


サロンの様子。今回はとても多くの学生が参加してくれました。

  

 

 

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