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第13回中国サロンを開催しました

2023年8月3日

 7月31日(月)、第13回中国サロンを行いました。このサロンは、島根大学・寧夏大学国際共同研究所と島根大学国際センターの共催により、中国や国際交流に興味を持つ学生や教職員の交流の場として企画しているもので、今年度も昨年度と同様、島根大学中国留学生学友会の協力を得て、毎回1つの地域を選び、中国人留学生に紹介してもらっています。今回は法文学部日本語・日本文化研修生の相世馨さんに、ふるさとである陝西省を紹介してもらいました。対面とオンラインを合わせて、学生8名と教職員2名が参加しました。
 陝西省は、中国の西北地方に位置する、古代シルクロードの拠点として栄えた地域です。秦や唐などの都が置かれた西安市は日本でも有名なのではないでしょうか。相さんは西安市出身とのことで、陝西省の位置や気候の他、西安の観光地や街並み、名物料理について、動画による紹介を交えながら話してくれました。観光が主要な産業である西安市では、観光客を引き込むためのライトアップやパフォーマンスが盛んだということで、きらびやかな市内の様子に中国の経済的な発展を感じました。また、陝西省の料理は唐辛子を多用するものの、辛さよりも香りを楽しむために使われるので、陝西省では辛みの少ない唐辛子が生産されているという話も、文化と産業の関わりを感じ、興味深かったです。参加者の中には、これから研修や旅行で西安を訪問する予定のある人もいて、参考になる内容だったのではないかと思います。
 本研究所では、今後も様々な中国の情報を発信していきます。



今回の発表者 相世馨さん


サロンの様子

  

 

 

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