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第12回中国サロンを開催しました

2023年7月3日

 6月26日(月)、第12回中国サロンを行いました。このサロンは、島根大学・寧夏大学国際共同研究所と島根大学国際センターの共催により、中国や国際交流に興味を持つ学生や教職員の交流の場として企画しているもので、今年度も昨年度と同様、島根大学中国留学生学友会の協力を得て、毎回1つの地域を選び、中国人留学生に紹介してもらっています。今回は生物資源科学部の李逸軒さんに、湖南省を紹介してもらいました。学生13名と教職員4名が参加しました。
 湖南省は、中国3大湖の一つである洞庭湖の南に広がる地域で、それが省名の由来となったそうです。李さんは、友人のふるさとである沅江市を訪ねた時のことを中心に、湖南省には元代末期に江西省から移住した人々が多いことなど歴史的な変遷から、湘語と呼ばれる湖南省の方言、タニシやザリガニといった中国南部に特有の飲食文化まで、様々な内容について紹介してくれました。中国では、洞庭湖のほとりに建つ岳陽楼にちなむ「岳陽楼記」という北宋時代の散文を学校で習うという話から、どうして中国の教科書は横書きに変わったのかに関する討論に広がるなど、双方向の交流のある活発なサロンとなりました。
 本研究所では、今後も様々な中国の情報を発信していきます。



今回の発表者 李逸軒さん


サロンの様子

  

 

 

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