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西北農林科技大学とオンライン学術セミナーを開催しました
2022年12月20日
令和4年12月8日（木）、西北農林科技大学公共管理研究所の主催により、中日オンライン学術セミナーを開催しました。本セミナーは、西北農林科技大学との農村振興に関する共同研究の一環として企画したもので、テーマを「学際的研究による地域振興の促進」とし、両大学の関連研究者による各自の研究の状況報告と総合討論を行いました。両大学の教員と学生、および本研究所の客員研究員の33名が参加しました。
セミナーでは、まず西北農林科技大学国際合作交流処の胡暁輝教授が趣旨説明を行い、両大学が継続している協力関係に基づき、両大学の強みを生かした共同研究に発展させ、地域社会へのさらなる貢献に資することを期待すると述べられました。その後、両大学から計6報の研究報告が行われ、最新の研究成果が報告されました。また、研究報告に続く総合討論では、各報告を総括し、世界的な課題である食糧問題と環境問題の解決に資するため、食糧生産、食の安全、環境保護、農山村（日本側）・郷村（中国側）住民の生活の質向上を視野に入れた学際的共同研究を実施することで合意を得ました。
本セミナーをきっかけとして、両大学の協力関係をさらに強化し、東アジアの農村振興に関する共同研究をさらに推進していく所存です。
一戸所長の報告
関 副所長の報告
集合写真
西北農林科技大学のホームページ記事（中国語）
https://news.nwafu.edu.cn/yxxw/c29cb99bc0da4c2db05d88ff964a9855.htm
【セミナープログラム】
※PDFは こちら
中日学術セミナー
-学際的研究による地域振興の促進-
日 時：2022年12月8日（木） 15:00~19:00 （日本時間）-学際的研究による地域振興の促進-
使用言語：中国語、日本語、英語
主 催：西北農林科技大学 公共管理研究所
開催形式：オンライン
〇プログラム：
| 14:40–14:55 | 開会準備 | Zoom接続状況確認 |
| 15:00–15:10 | 開会挨拶、趣旨説明 | 西北農林科技大学 経済管理学院 余 勁 （代理 西北農林科技大学国際合作交流処 胡暁輝 教授） |
| 15:10–15:30 | 学術報告（I） | 島根大学法文学部 関 耕平 タイトル：日本における「持続可能な農山村」に向けた動きと政策課題 *日本語（中文字幕） |
| 15:30–15:50 | 学術報告（II） | 西北農林科技大学経済管理学院 陳 暁楠 タイトル：Digital economy development and AGTFP *英語 |
| 15:50–16:10 | 学術報告（III） | 島根大学 伊藤 勝久 タイトル：田舎暮らしの幸福 *日本語（中文字幕） |
| 16:10–16:30 | 学術報告（IV） | 西北農林科技大学動物科技学院 楊 雨鑫 タイトル：灘羊の栄養需要量の制定に関する研究 *中国語 |
| 16:30–16:50 | 学術報告（V） | 島根大学生物資源科学部 一戸 俊義 タイトル：Evaluation of energy utilization and environmental impact of Japanese Black grazed on pasture by the life cycle assessment method in Chiburi Island, Shimane *英語（中文字幕） |
| 16:50–17:10 | 学術報告（VI） | 西南石油大学 吉 喆 陕西師範大学 哲学・政府管理学院 王 文略 タイトル：権利の欠如と精神的困窮が農村婦女の多次元貧困に与える影響 *中国語 |
| 17:10–17:30 | 質疑応答 | |
| 17:30–17:40 | 休憩 | |
| 17:40–18:40 | 今後の共同研究に関する意見交換 （全セミナー参加者） | |
| 18:40–18:50 | 総括 | 島根大学名誉教授 保母 武彦 |
| 18:50–19:00 | 閉会挨拶 | 西北農林科技大学国際合作交流処 胡 暁輝 教授 |
通訳：田中 奈緒美（島根大学 国際共同研究所），風早 浩太（西北農林科技大学 経済管理学院）
〇中国側主要参加者：
余 勁 西北農林科技大学 経済管理学院・教授
胡暁輝 西北農林科技大学 国際合作交流処・教授
楊雨鑫 西北農林科技大学 動物科技学院・副教授
陳暁楠 西北農林科技大学 経済管理学院・副教授
王 倩 西北農林科技大学 経済管理学院・副教授
党紅敏 西北農林科技大学 経済管理学院・講師
吉 喆 西南石油大学 学生センター・講師
王文略 陕西師範大学 哲学・政府管理学院・講師
及び西北農林科技大学公共管理研究所大学院生
〇日本側主要参加者：
保母 武彦 島根大学・名誉教授，国際共同研究所・日本側顧問
伊藤 勝久 島根大学・名誉教授，国際共同研究所・客員研究員
一戸 俊義 島根大学生物資源科学部・教授，国際共同研究所・日本側所長
関 耕平 島根大学法文学部・教授，国際共同研究所・日本側副所長
松本 一郎 島根大学教育学研究科・教授，国際共同研究所・日本側副所長
田中 奈緒美 島根大学 国際共同研究所・研究員，通訳
及び島根大学国際共同研究所客員研究員，兼任研究員，学生
