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保母顧問が第八回車河国際有機農業フォーラムで講演しました

2021年12月10日

 2021年12月5~7日、中国山西省にて第八回車河国際有機農業フォーラムが開催され、本研究所の保母顧問が参加し、ビデオ講演を行いました。
 車河国際有機農業フォーラムは、山西省大同市人民政府、中国農業大学、太原理工大学、山西農業大学の共同主催により、2014年から開催されているもので、今回は「全域の有機農業と地域の農村振興」をメインテーマに討論が行われました。保母顧問は、フォーラム学術委員会の主席を務めています。
 保母顧問は、メインディスカッション内において、「有機農業による農村の振興」というタイトルで、日本で有機農業が見直され始めた背景と日本の先進的な有機農業の取組を紹介し、流通・販売等、有機農業が抱える課題の克服方法について意見を述べました。そして、持続可能な暮らしを未来の世代に引き継ぐためには、強固な住民合意に基づいて、農業生産者の営農と暮らし、および自然環境を守りながら、本来あるべき「農業」「食べ方」「暮らし方」を追求していく必要があると指摘しました。
 フォーラムでは、大同の主会場と北京の分会場をオンラインで繋いだメインディスカッションの他、山西省の産業園区におけるエクスカーションが行われ、中国国内外から約100名の専門家が参加しました。

 

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