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寧夏回族自治区訪問団が島根大学を訪問

2019年12月11日

 中国・寧夏回族自治区教育庁学生工作処の楊 文剛 処長,同庁弁公室の夏 鑫 主任,寧夏大学共産党委員会の王 宏偉 副書記,寧夏医科大学頭蓋脳疾病重点実験室の王 峰 主任,呉忠市教育局の柳 佳偉 副局長及び固原市教育局の馬 鳳賢 局長の6名が2019年12月9日,10日の2日間,島根大学を訪問しました。
 この度の大学訪問は,NPO法人日本寧夏友好交流協会を通じて実現したもので,日本の小・中学校の教育発展状況の視察と島根大学と寧夏自治区内の大学との更なる交流についての協議を行うことを目的に,一行は島根大学教育学部附属学園の視察や出口グローバル化推進担当副学長の表敬訪問を行いました。

 表敬訪問には当研究所の一戸副所長も出席し,本年で研究所は設立15周年を迎えたことについて触れ,今後更なる交流の発展を希望する旨を一行に伝えました。また,これまで研究所では教育分野における交流の機会が乏しかったため,今後は力を入れていきたいと述べられました。

 寧夏大学の王 宏偉 副書記からは,島根大学と寧夏大学は学術協定を締結しているが,実際の学生交流は日本語学科の学生に限られていることから,今後は語学以外の経済や文化等あらゆる分野において,学生・研究者間の交流が促進されていくことを望むと話がありました。また,研究所を交流の場として活用し,幅広く相互交流を行うことで日中の青少年の育成に役立てたいという期待も寄せられました。

 今後も研究所では研究活動のみならず,学生の相互派遣などの交流事業への支援も継続的に行い,島根大学と寧夏地区の大学との交流が一層活発なものになるよう努めてまいります。




 

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