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寧夏大学・北方民族大学訪問団が島根県を訪問

2019年9月1日

 特定非営利活動法人日本寧夏友好交流協会の尽力により、2019年8月下旬に寧夏大学日本語学科学生と北方民族大学音楽舞踊学院学生が島根県を訪問し、各種交流活動を行いました。
 日本寧夏友好交流協会は、文化交流の一環として2015年に島根県から芸能団を派遣し、銀川市において寧夏大学と北方民族大学で交流公演を実施しました。そして昨年の島根県・寧夏自治区との交流25周年を契機とし、北方民族大学の学生らを島根県に招待し交流を行うため働きかけ、今回招致が実現しました。

 8月31日に出雲かんべの里野外ステージで北方民族大学音楽舞踊学院(教師3名、学生5名)と寧夏大学日本語学科学生(11名)、島根県立大学留学生、松江民謡連および松江市民劇場の共演による公開公演(タイ族舞踊、琵琶演奏、ウイグル族舞踊、クラリネット演奏、ミャオ族舞踊、男性独唱、二胡演奏、二胡・琵琶合同演奏)が行われました。公演前日のリハーサル後、松江市の島根青少年館において寧夏大学・北方民族大学訪問団歓迎会が開催され、島根大学・寧夏大学国際共同研究所からは伊藤所長と一戸副所長が出席しました。
 歓迎会では、来賓として伊藤所長と松江市観光振興部の宮廻次長が挨拶をしました。寧夏大学訪問団は8月25日の到着からの感想、ホストファミリーへのお礼を日本語で述べ、出席したホストファミリーからは盛大な拍手が送られました。また,本番に先立ち、北方民族大学音楽舞踊学院学生と学院教授の伝統舞踊と独唱が披露されました。歓迎会に出席した博士課程学生は、「(彼女たちの講演を鑑賞できることは)幸運な機会ですよ。彼女達はセミプロで、学院卒業後は寧夏歌舞団をはじめ、有名な舞踊団で活躍する能力を持っています。」と教えてくれました。
 今後もこのような交流を通じて両国の交流が一層活発なることを期待しています。


歓迎会での伊藤所長挨拶




 

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