さくらサイエンスプランで寧夏大学の学生を受け入れました

 2018年11月11日〜20日,さくらサイエンスプランにより寧夏大学太陽光発電材料重点実験室の学生8名と,同実験室の李海波先生と楊珮珮先生が島根大学を訪れました。
 今回の研修は,本学総合理工学部の水野斎助教が受入責任者となり,「薄膜太陽電池の振興に資する技術検討及び科学技術教育」をテーマに実施されました。研修プログラムには,太陽電池に関する研究の後継者を育成するという目的に合わせ,学内での太陽電池やエネルギー問題に関する講義等の他,近隣の自然エネルギー施設の視察,有機薄膜太陽電池の作製実験やその結果に関する討論が組み込まれました。
 また,研修期間中に開催された当研究所主催の国際学術セミナーで英語による研究発表を行ったことも,学生たちが今後研究活動を続けていく上で,有意義な経験となりました。セミナーレセプション時には,学生一人一人が感想を述べ,「今回,初めて英語でのプレゼンを行い,とても良い経験ができました」,「自分の研究テーマは太陽電池に関するものではありませんが,水野先生や日本人の学生の発表を聞き,太陽電池についての理解が深まりました」等のことばが聞かれました。
 当研究所は,このプログラムをきっかけとして,今後も寧夏大学太陽光発電材料実験室と協力し,新しい共同研究の始動に向けて努力していく所存です。


服部学長表敬訪問

日中国際学術セミナーに参加

研究発表会の様子

研究発表会での学生との交流

実験の様子1

実験の様子2

おいしいご飯を食べました

自然エネルギーセンターの見学

修了証を手に