島根県立大学留学生と浜田市民研究員が研究所を訪問しました

 2018年9月5日(水),島根県立大学留学生の宋佳さんと宋さんの共同研究者である浜田市の市民研究員 岡崎秀紀さんが研究所を訪問しました。岡崎さんは,島根大学教育学部の嘱託講師でもあります。
 宋佳さんは寧夏の出身で,現在は島根県立大学で山陰地方の観光振興に関する研究を行っており,岡崎さんは市民研究員として,宋さんの研究を支援しています。今回,両名はその研究の一環で,浜田市から研究助成を受け,寧夏における旅行の意向調査等を行うために銀川を訪問しました。宋さんは中国のIT企業テンセントが行っているSNSアプリ上のアンケート機能を用いて大規模調査を行う予定で,研究所もその周知に協力することとなりました。
 また,岡崎さんは,島根県金城町出身の能海寛(のうみゆたか)というチベット仏教求法僧の研究会の会長も務めており,その関係で過去2回(1995年と2000年)の寧夏訪問経験があるということでした。2000年の訪寧の際に当研究所中国側顧問の陳育寧先生との交流があったことも,今回の研究所訪問につながりました。
 当研究所では,今後とも研究者の方々とのつながりを深めていきたいと考えています。