西北農林科技大学の訪問団が島根で視察を行いました

 2018年7月23日(月)〜24日(火),西北農林科技大学の訪問団26名が島根県を訪れ,六次産業化に関連する企業や産品等を視察しました。今回の訪問は,7月21日(土)に立命館大学で開催された第2回六次産業化フォーラムのエクスカーション(滋賀県,島根県,千葉県における事例視察)の一部として行われたもので,当研究所は,島根県の事例視察のコーディネートを担当しました。
 訪問団は,2日間の日程で,島根県雲南市にある吉田ふるさと村,農事組合法人すがや,島根県松江市にある島根観光物産館等を訪れました。そのうち,吉田ふるさと村では,まず同社の石原様による事業に関するご説明を聞き,その後工場を見学しました。参加者からは,融資状況や利益分配,加工品の生産から観光事業の展開までの経緯等,運営に関する質問が数多くなされました。また,農事組合法人すがやの視察においても,案内いただいた同法人の錦織様に対し,法人化した理由や,農地所有者に対する福利,農協との違い等,多くの質問がなされ,農業事業者の法人化に対する参加者の強い興味を感じました。
 当研究所は,今後もこのような視察団の受入を行い,各分野における日中の相互理解の促進に努めるとともに,新たな研究シーズの探索に力を入れる所存です。