第15回日中国際学術セミナーを開催しました

 平成29年10月13日(金),寧夏大学において第15回日中国際学術セミナーが開催され,基調報告3本,分科会発表10本,計13本の学術報告が行われました。本学からは,保母武彦顧問,伊藤勝久所長,関耕平副所長,田中奈緒美研究員が参加しました。
 基調報告は,寧夏大学人文学院の胡玉氷学院長による「寧夏大学図書館が所蔵する日本で印刷された漢語文献5種について」,田中研究員による「話題開始ストラテジーから見る話題転換方法の日中比較研究―メタ言語表現を中心に」,蔵志勇研究所中国側副所長による「電子商務取引及び『道の駅』モデルが担い得る寧夏西海固地域の真の貧困削減の促進に対する役割」の3本,分科会では,人文科学,社会科学,自然科学の各分野の報告が行われ,今後の学際的な共同研究の広がりに期待が持てる内容となりました。
 その他,14日(土)には,エクスカーションとして銀川市西側郊外に位置する華西村を訪問し,観光・文化産業により発展する村の状況を視察しました。また,旧知の研究者の方々と意見交換を行う機会もあり,セミナーをきっかけとして実際に顔を合わせて話をすることで,交流がさらに深まりました。

第15回セミナープログラム