研究所設立10周年記念式典及び2014年度日中国際学術セミナー(第12回)を開催しました

 2014年11月1日(土),馬 応虎寧夏大学副校長をはじめ島根県,松江市等からの来賓,その他多くの関係者らのご出席を賜り,島根大学・寧夏大学国際共同研究所設立10周年記念式典を島根大学にて執り行いました。

 冒頭,小林学長より長年にわたる両大学の研究交流に貢献してきた方々に対し感謝の意を表され,「本研究所が中国西部全体の大学研究ネットワークの中核として発展し、両大学ならびに日本と中国の協力関係がますます強固なものになることを祈念します」と式辞が述べられました。
 続いて馬副校長からも長年にわたる両大学間の研究交流に協力いただいたことに対する感謝の意と今後の両校及び研究所の更なる発展を期待する旨の挨拶をいただきました。
 記念講演では,慶應義塾大学経済学部の大西 広 教授に「東アジア・アイデンティティーの形成について」という演題で講演いただき,出席者たちは熱心に耳を傾けていました。
 また,同日午後から11月3日にかけて,第12回日中国際学術セミナーを開催しました。全体テーマを「日中農村における持続可能な発展と環境保全」と設定して行われたセミナーには,島根大学,寧夏大学のみならず,多数の大学からの研究者が参加し,約30本の学術発表を行いました。
 農産開発,社会科学分野,畜産分野,自然災害,環境教育,宗教学等多岐にわたる分野の発表があり,参加者は両大学での研究成果や共同研究の成果から、多くの新しい知見を得ることができたと思います。

      設立10周年記念式典 パンフレット



セミナーの様子

 

セミナー集合写真

エクスカーション(食の杜)