寧夏大学設立50周年記念式典が開催


【本田雄一学長、海外友好大学を代表して挨拶】

 9月15日、寧夏大学創立50周年記念式典及び全国重点大学決定祝賀大会が、竣工したばかりの寧夏大学学生活動センターにおいて、来賓、卒業生、教職員、在校生など約5,000人が参加して盛大に開催されました。  

 式典に参加した来賓は、寧夏回族自治区の陳建国書記、王正偉主席、于革勝副書記など多数の主要幹部、中国国内の友好大学のほかに、海外の友好大学からは島根大学、島根県立大学のほかにアメリカ・ミズーリ州立大学、オハイオ州立大学、ドイツ・ハノーバー大学、イギリス商業管理学院、ノルウェー赤十字世界連合学院、アメリカ英語協会などの23名でした。  島根大学からは、本田雄一学長のほか島根大学・寧夏大学国際共同研究所の保母武彦顧問、神田嘉文研究員(共に現地駐在)、社会・国際連携課前森田博義主任が参加しました。島根県立大学からは、井上勝博副理事長、犬飼優司総合政策学部教授が参加されました。 本田雄一学長は、海外の友好大学を代表して、祝辞を述べました。

 なお、9月13日に国家教育部(日本の文部科学省に相当)から、“211工程(21世紀に100校の重点大学を建設するプロジェクト)”の第3期の建設校に組み入れられたことが発表され、式典はそれを合わせて祝賀する式典となりました。

 寧夏大学は、1958年に設立され、1987年に寧夏工学院、銀川高等師範専門学校、寧夏教育学院を、2002年には寧夏農学院を統合しています。現在、専攻学科68、博士課程8、修士課程53を有し、学科生約15,000人、院生約2,000人が在籍しています。

 寧夏大学と島根大学は1997年に「寧夏大学・島根大学友好交流協定」を結び、昨年10月には、友好関係を継続し、友好交流協定の内容を引き続き促進し、学術交流、共同研究、留学生の派遣などを積極的に推進することとしています。


【写真:挨拶する本田学長と来賓(上),式典参列者と2階から見守る学生(下)】