保母武彦研究所顧問、銀川市から栄誉市民の称号授与

 保母武彦島根大学.寧夏大学国際共同研究所顧問が、寧夏回族自治区銀川市から銀川市栄誉市民の称号を授与されました。
 これは、銀川市が寧夏回族自治区設立50周年を記念して、今年度から実施したもので、銀川市の経済社会の発展に顕著な功績をあげた自治区民以外の個人に授与するものです。

 第1回目となる今回の受賞者は、銀川市各区から60名が推薦され、銀川市人大常務委員会、銀川市政府、銀川市党委員会の審査を経て、外国人4名、自治区以外の中国人11名が選ばれたということです。 外国人4名は、保母顧問の他に、日本の工作機械メイカー「ヤマザキマザック」(本社愛知県)の現地法人「小巨人機床有限公司」の副総経理小堀昌吾氏と南アフリカ及びドイツの企業家です。
 授賞式は、9月24日午後3時から銀川市行政センターの会議ホールで、銀川市の主要な幹部、選出単位の職員、関係者約800名が見守る中で盛大に行われました。

 保母顧問は授与式で、司会者の質問に答えて、次のように述べられました。 「これは私個人への授与というよりも、20年にわたり行ってきた島根大学と寧夏大学との学術交流と日中国際共同研究所の活動が、地元の銀川市に認められたということであり、心から喜んでいる。」 「また、この授与は、研究所が引続き寧夏の人々のために有益な事業をするようにという激励であると受け止めている。今日の授与を機に、日中国際共同研究所を名実ともに、西部研究における中国及び国際的なセンターにするよう一層の努力を傾注するとともに、銀川市をはじめるとする寧夏の未来を担う青年達が日本、島根大学に留学し、視野を広められるように支援を強めたい。」


【写真:(上)授与式で挨拶を述べられる保母顧問 (下)銀川市栄誉市民受賞者】