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島根大学・中国人民大学国際交流事業の内容紹介が行われました

2021年6月3日

 5月19日(水)、本学の協定校である中国人民大学と本学が行う国際交流事業の内容紹介がオンラインで行われました。この国際交流事業は、日中の学生が隔年で訪問し合い、農山村地域の課題について相互に学習するというもので、法文学部の授業「異文化交流Ⅱ」として2009年から実施されています。2018年の中国研修からは、人民大学のある北京だけでなく、寧夏回族自治区の寧夏大学や国際共同研究所の訪問もプログラムに加えられました。残念ながら、今年度の中国訪問はコロナ禍の影響で中止となりましたが、「しまだい留学WEEK」に合わせ、法文学部の企画により、同日の13時からと15時半からの計2回の内容紹介が実施されました。
 内容紹介では、授業の担当教員である関副所長が概要と北京訪問部分を説明し、寧夏大学や国際共同研究所については田中研究員が担当し、紹介しました。参加学生は各回1名ずつと少人数でしたが、その分学生からの質問に多く答えることができました。学生からは、研修のテーマ設定や中国の状況、研修と留学の違い等について質問がありました。
 参加学生のうち1人は中国人留学生でしたが、入国制限によってまだ日本に入国できておらず、中国からのオンライン参加となりました。オンラインによって遠隔地との交流は容易になったものの、実体験を通して得られる経験にはまた別の価値があります。交流活動の早期再開を祈るばかりです。

 

 

 

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