NEWS

第24回グローバルインサイトセミナーで一戸所長と松本副所長が講師を務めました

2020年12月25日

 12月4日(金)、本学国際交流センター主催による第24回グローバルインサイトセミナーがオンラインで行われ、本研究所の一戸所長と松本副所長が講師を務めました。グローバルインサイトセミナーは、学生・教職員の国際的な見識を深めることを目的として、グローバルな知見を有する有識者を招いて開催されるもので、今回はタイトルを「中国西部地域の現状と課題」とし、中国等での国際的な研究交流の経験やその地域が抱える課題について、一戸所長と松本副所長それぞれが報告を行いました。本学の学生・教職員計50名が参加しました。
 一戸所長は、「中国乾燥地における畜産研究」と題して、寧夏の特産である灘羊の飼育状況や、極寒の内モンゴルで放牧されるカシミヤ山羊の様子等、現地調査の写真を交えながら、国際共同研究の具体的な方法や経験した困難、本研究所事業の今後の展望等を紹介しました。
 松本副所長は、「コロナ禍におけるSDGsと教育・研究の動向について―日本と中国西部地域を考える―」と題して、SDGsに関する世界的な動向や、日本、世界での取組について紹介しました。また、アイスランドやアルバニア、タイ等での本学の学生の研修体験を共有し、聴講者である学生に対して、世界に出る経験をしてほしいと呼びかけました。
 報告終了後は、羊肉生産の技術、畜産技術の還元、砂漠化、SDGsの進展状況、個人でできるSDGsの取組等、聴講者から数多くの質問が寄せられ、関心の高さが伺えました。
 中国の具体的な事例から、SDGsを共通目標とした国際共同研究の展望まで、本研究所が取り組む活動について、多角的に知ってもらうことができたのではないかと思います。

 

 

 

 ※グローバルインサイトセミナーについては,国際交流センターのホームページをご覧ください。
  https://kokusai.shimane-u.ac.jp/withcorona/gis.html

 

 

<記事の一覧>

ページのトップへ戻る