寧夏、中国を知る情報源

 改革開放政策以来、中国は急速に変化している。5年前いや3年目の情報でももう古いと言う人もいる。筆者も1998年9月から2001年にかけて2年半ばかり銀川市に住んだことがあるが、5年ぶりに銀川市を訪れてみて、その大きな変化には驚くばかりである。
 旧市街地の周辺で、5年前には一面の田んぼが広がっていた所に、6車線や8車線の道路が建設され、見まごうほどの近代的なデザインのマンション群が立ち並んでいる。そして今もあちこちで5、6階建てのマンション群が建設中である。これは1例に過ぎない。寧夏大学の変容振りもすさまじい。街を走る車にしても、5年前には数えるほどしかなかった高級乗用車だが、今は日本とさほど変わりはない。
 沿岸部と内陸部の格差を縮めるために始められた西部大開発政策は、銀川市でも大きな変化をもたらしている。こうした発展がいつまで安定的に続くかといろいろと論じられているが、それはともかくとして事実は事実として知っておく必要があろう。
 中国を論じる場合、常に最新情報を得るようにしないと、とんでもない珍論・珍説を展開することになりかねない。そういう最新の情報を得るための手段は、現地を見ることが一番であるが、手短な手段はやはりインターネットであろう。
 ここでは、参考のために中国発の日本語ウェブサイトを紹介する。ここから得られる情報をどう読み解くかは人によってそれぞれである。まずは見てからのことである。これ以外にも面白いサイトがあるので探してみて欲しい。

中国国際放送局:http://jp.chinabroadcast.cn/
新華網:http://203.192.6.79/
人民網日文版:http://j.peopledaily.com.cn/
中国情報局:http://searchina.ne.jp/
チャイナネット:http://www.china.org.cn/japanese/index.htm
北京週報:http://www.pekinshuho.com/
人民画報:http://www.rmhb.com.cn/chpic/htdocs/japan/index_japan.html

 次に紹介するのは、株式会社野村資本市場研究所シニアフェローの関志雄氏が主宰するサイトである。中国の現役大学教授が中国経済について書いた論文が多数載せられている。中国政府の政策決定にも影響を与えている先生もいるとのことである。又ここには中国語のサイトが多数紹介されているので中国語が理解できる方は必見である。
 中国経済新論;http://www.rieti.go.jp/users/china-tr/jp/index.htm

(2006年10月4日 文責;神田)

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